スペック
品名 | 毛抜き/だるま |
制作 | 倉田製作所 |
サイズ | 89mm×6mm |
重量 | 約31.5g |
材質 | 18-8ステンレス |
価格 | 22,000円(税込) |
レビュー
毛抜きなんてとバカにしていた自分が恥ずかしくなるくらい芸術品のオーラを纏った「だるま」という毛抜きがあります。手に持つとズシッと重く、それでいてシックリと手になじむ丸みを帯びた形状。もしかしたら力の弱い女性では扱いにくいかもしれませんが、この何とも言えない美しい曲線が、道具として作られたモノとは思えないほど見るものを楽しませてくれます。もちろん、その性能は折り紙付き。海外からも問い合わせが多い良品です。
世界で唯一の本手打ち毛抜き
倉田製作所の毛抜きの主力品は、「本手打ち毛抜き」と呼ばれる、一本の鉄の棒を叩いて延ばして作りあげる昔ながらの手法で製作されています。叩いて延ばすことにより、ほどよいバネのある毛抜きに仕上がります。この手法で製作するのは今では倉田製作所のみ。伝統的手法をもってできあがる毛抜きは大変貴重な品です。
産毛さえもとらえる噛み合わせ
一つ一つ手作りで作られる毛抜きは、噛み合わせのチェックも万全です。歯をピタリと閉じた状態で光にかざし、隙間がないかを入念に調べます。そのわずかな隙間も許さない噛み合わせが、産毛さえもしっかりと挟み込み、軽い力でスーッと抜ける気持ちよさを生みだします。
なんと修理が無料?!
倉田製作所では購入した毛抜きの修理を無償で対応しているそうです。もちろん、毛抜き以外の用途に使った場合や、自分で調整しようとして破損した場合は例外となりますが、ほぼ永久保証とは恐れ入ります。一生モノと思えば安い買い物とさえ思えます。
どれを選べば良いか迷うくらい種類が豊富
「いろは」、「甲丸」、「瓢箪」、「眉毛用」などなど、だるまの他にも種類がいっぱい。どれを選べば良いか迷うかも。眉毛用やまつ毛用は用途が名前になっているので、それが目的の人は大丈夫そう。いろは、甲丸、瓢箪、だるまなどは形状の違いなので、好みの形を選ぶと良いようです。ただ口巾の大きさがタイプによって違うので、気を付けたいところ。
また材質にも違いがあります。純銀なんてのもあるんですね。素晴らしい。
公式サイトのほうには手入れの仕方も記載されています。
最高級品毛抜きの紹介でした。
コメント
そうそう、毛抜きを製作している「倉田」って二つあるんだよね。今回紹介している倉田製作所ともうひとつは「倉田満峰」さん。同じ倉田で同じ毛抜き扱ってるんだから混乱しちゃうよね。