とある訃報について

昨年の年末の事で今更時事でもないし、書こうかどうか迷ったんですが、ここ1週間くらい頭の中に居座っているようなので、記録に留めておきます。ご家族の方、ご友人の方、ファンの皆さんはとてもショックで悲しい事だったと思います。それまで彼女の存在すら知らなかった自分が、彼女のことを文章にするのはとても烏滸がましいことだとは思いますが、どうかお許しください。

いつどこでそれを知ったのか今となっては記憶があいまいです。ネットニュースだったか、Youtubeだったか、どこかのブログだったか、定かではありません。ただ、また人が亡くなったんだという喪失感が、あれだけ子供の頃親しんだ志村さんが亡くなった時と同じくらい大きかったのを覚えています。それが彼女の若さだったのか、フォロワーの多さだったのか、とにかく全く知らない人なのに酷く動揺したのが奇妙でした。

それから彼女の投稿したものを貪るように見ました。彼女が数年間に投稿した数はかなりの数なので全てを見るにはとても時間がかかりそうですが、この先ペースは落ちるものの見続けるのかなと感じています。最初の頃は台本があったものもあると聞いていますが、後半はほとんどぶっつけ本番のものが多かったのかな。その言葉のセンスに圧倒されます。まわりのメンバーの相性やフォローなどもあるのでしょうが、しゃべりのタイミング、選択、調子が絶妙にツボにはまりました。これは登録者数も50万超えるわなと。

公表するにはちょっと戸惑いそうな事もあっけらかんと話していました。そんなこともあって「本当はつらかったんだね」みたいなコメントも散見されました。多くの方が悲しんだことでしょう。一緒に活動していたメンバーも辛い事だと思います。付き合ってた彼氏はどん底だと想像します。家族は、そう家族はどんなおもいか想像できないほどつらく悲しい日々だと思います。彼女が言っていた「親孝行のためだけ生きている」という言葉。他人の自分が聞いても辛いです。悲しいです。心が病むって凄く危ないことなんだなと改めて思い知らされます。

生きるか、死ぬか、最後の決断は自分でします。自らの命を絶つことを罪悪だとは思いません。死んでしまいたい時があることもわかります。生きていても辛いだけのこともあるでしょう。それでも生きてて欲しかったと思う大勢の人の気持ち。それもまた大事な事かもしれません。

ご冥福をお祈りいたします。

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