スペック
店名 | 花月庵 れん月 |
ジャンル | 手打ち蕎麦 |
場所 | google map |
レビュー
年が明け、何年ぶりかに近くの蕎麦屋に行くことにした。特に理由はないです。おいしいお蕎麦が食べたい気分だったから。
民家じゃないよ蕎麦屋だよ
花月庵れん月さんは、バス通りから少し外れたところにあります。ほんと外観は民家です。幟がなければ誰も蕎麦屋とは思わないかもです。
だが、そこがいい。
この隠れ家的なところが結構気に入ってます。通ぶれるというか、友人を招待した時に、「え?ここに入るの?」と言われ、「そう、ここ」と返したときの自慢顔。あーー、ちょっとキモイですねw
車でも大丈夫。駐車場は道路を挟んで反対側に数台ほど。この日は11時開店の10分前ほどに着きましたが、すでに1台車が止まっていて、お客さんも2人ほど並んでました。
まぼろしの蕎麦「千葉在来」
いよいよ開店。
玄関の暖簾をくぐり、靴を脱いで除菌スプレーで手を消毒し廊下へ進む。若いお兄さんがいらっしゃいませと丁寧に挨拶。先に入って行ったお客さんの後に続き奥へと進むと、4人掛けのテーブルが2席ほど置かれた和室に。ソーシャルディスタンス十分な広さです。
一通りメニューに目を通し、天せいろを注文。あー、しまった。今に思えば玄関の目につくところに掲げてあった鴨せいろにするべきだったか。あるいは期間限定の自然薯つけ汁。仕方ない。また来ればいいさ。
花月庵れん月様のお蕎麦は「千葉在来」とのこと。部屋の壁にも筆字でそう貼ってありました。千葉在来は野呂在来とも呼ばれ、
千葉市若葉区野呂町の土屋徳次郎氏の御祖父が埼玉県越谷から明治年間に野呂町に持ち込んだそばで、以来三代百数十年に亘って同地で栽培が続けられた在来品種です。
成田そば栽培農家上野
だそうで、
千葉在来は色、味、香り、どれをとっても他のそばとは比較できない美味しさです。
成田そば栽培農家上野
とのこと。
そしてその蕎麦を、殻剥きから石臼で挽く作業まですべて自前で行っているこだわりのお蕎麦屋さんが花月庵れん月なんです。
天せいろ実食
待つこと20分ほど。
天せいろが運ばれてきました。
あー、既に美味しそうだよ。
天ぷらは、蕪、かぼちゃ、椎茸、茄子、エビ。天つゆとお塩が付いてます。
ねぎとワサビ、つけ汁。それに蕎麦。定番だけど最高の組み合わせです。
まずは蕎麦猪口につけ汁を入れて蕎麦を一口。
あっ、でも最初は蕎麦だけで食べるんでしたっけ?いや、このサイトはそんな通が語るようなところではないので、いきなりつけ汁につけてズズーッと。
うまーい!
コクがあってキレがある。ビールじゃないけどそんな感じ。蕎麦の味、粘り、強さを確かに感じられる来てよかったと思える一口でした。これを味わったらもう、ねぎとワサビを入れてズズーッとズズーッと。幸せです。
おっと天ぷらを食べねば。まずは蕪をぱくり。やわらかいけどシッカリとした歯ごたえ。天ぷらもカラッとあがってます。良き良き。好きなものは最初に食べる派ですか?私は最後にとっておく民です。なのでエビは最後。
なんやかんやで最後にエビのしっぽの部分を食べてご馳走様。
とても美味しかったです。
ありがとうございます。
また来ます。
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