昨日の続きです。

早速家に帰って渋谷八香唐辛子なるものを食そうと思ったが、その前に八幡屋磯五郎を調べてみる。

ウィキペディア を引くと、長野市にある七味唐辛子メーカーで、なんと約270年も続く老舗とか!?
凄いですね。

元々、七味唐辛子は日本発祥のスパイスで、1625年に「やげん堀中島」が創業、1736年に八幡屋磯五郎が長野善光寺の境内で売り始め、1816年には当初茶屋であった京都の河内屋が「七味屋」と屋号を改め専門店となったとか。この3店が日本三大七味唐辛子と称されるらしい。

同じ七味でも店によって中身の材料が違うらしい。唐辛子、山椒、麻の実、黒胡麻は共通で、八幡屋磯五郎では、その他に紫蘇、陳皮、生姜が入るのが定番のよう。

ウィキペディアから八幡屋磯五郎のサイトに飛ぶと、定番の七味とうからしの他に、山椒七味、ゆず七味、深煎七味、一味唐からし、BIRD EYE、粉山椒、ガラム・マサラが商品として並んでいます。

これだけ並んでいると、食べ比べとかしてみたくなるよね。特にゆず七味、深煎七味とか興味がわく。

驚いたのはスイーツも売ってんの。
唐辛子のスイーツ!?
いや、雲丹のアイスとか見たことあるけど、斬新ですね。チョコとかマカロンとかジェラートとか・・あー食ってみてー。長野まで行かなきゃ食えないのか・・

あと、コスメ!
コスメ?
「 九代目室賀榮助KUMANOコスメシリーズ」というらしいですが、八幡屋磯五郎さんでは、もともと松ヤニと胡麻油 を煉った膏薬を 「 熊のかうやく 」 という名前で売っていたそうな。それが現代のコスメとして復活したらしい。
恐るべし 八幡屋磯五郎!

渋谷の怪しい自動販売機に出会わなければ、こんなに七味唐辛子について調べはしなかったろうに。
ありがとう渋谷!
ありがとう渋谷八香唐辛子。