せきくち安弘氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】NHK

【NHK総合 政見放送・経歴放送 7月21日(木)22時25分~22時51分】より
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東京都知事候補者
無所属 せきくち安弘 64歳
江戸川区立葛西中学校卒業。自衛官5年経験。小売業、ビルメンテナンス業等従事。地球平和党代表。憲法勉強会を開催。
では、せきくち安弘さんの政見放送です。

東京都民の皆さま、私が今回東京都知事に立候補した理由は三つあります。それを順に述べます。

第一は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、参院選の結果を受けた来るべき憲法改定により、戦後とは一線を画した新しい日本の下で、その象徴として首都東京を最善の都市につくりあげることです。世界に向かって新しい日本の首都東京を具体的に発信し、顔の見える日本としてアピールすることです。一言で表現すると、理想的憲法改定がなされた上で、現在の横田基地の返還跡地に及び西東京を世界平和のための中心基地とすることです。つまり世界最高会議体議場群を形成することです。

第二は、新しい東京と共に都市計画のこれまでの大きな流れを変えることです。それはマネーが中心、経済が中心、バランスシートが中心で、確かにグローバル化の恩恵もさることながら、経済至上主義、開発至上主義、そういった東京からやはり本当のところでは一番、人が一番大切。人と人とのつながりが、そして日本や日本人に本来備わっている資質や文化が何よりも重んじられる社会を積極的に少しでも作っていくことです。その典型として、結果として、交通事故や自殺、また犯罪行為による社会的自殺を無くして、自殺のない社会、自殺ゼロ都政を築いていきます。命を豊かに育むことができる社会を取り戻します。

第三は、直接民主主義の最たる自治体市長選挙とその地方自治において、政策本位に重きを置き、形骸化を避け、本来的な地方自治民主主義を成熟させることです。そしてその成果を全国の地方自治の模範として確立し波及させることです。

以上の三つを述べましたが、他にも築地市場移転での残された課題や、あるいは水害や大地震の際、都民の一番大切な命を守るための都政版緊急災害法が必要です。そして71年前の3月10日東京大空襲による犠牲者を慰霊し、平和を祈念する象徴的な施設の建立を考えております。政府による遺憾の意の表明と共に、保守、革新のしがらみを排して一歩前進させてまいります。また東京都政について都民の声を直接聞くという試みも実施します。
これらの他、現在テレビ等を通して取り上げられている課題、オリンピック・パラリンピックの開催成功についてはもちろん、子育てや高齢者対策においても当然のことながらその問題の本質を考え対策を打ってまいります。

立候補についての先の三つの理由、大きな政策についてもう少し詳しく掘り下げてみましょう。なにゆえ横田基地の跡地に世界平和の中心的役割を持った世界最高会議体議場群を構築するかということです。現在世界はかつての核五大国に加え、その倍する数の核保有国が出現してまいりました。世界中で核兵器の真の恐ろしさとその破壊力を知る国民は我々日本人と、その被害をつぶさに研究し尽くした米国の二か国だけです。ですから日米を除いたほとんど核保有国自身がその真の恐ろしさ破壊性をなかば自覚できないのだと想像します。ですから日本が今こそ戦争人類から核兵器と戦争のない社会をつくるために、最大限の貢献と役割を負わなければならないのです。このことは日本の使命であり責任でもあるのです。また都市計画の大きな流れを変えるということについては、私は土のある生活、土のある子育ての出来る環境、これを取り戻します。また地方自治を実現させ、素晴らしい都政を実現させます。東京都知事は知名度、経歴、政党で選ぶな。(・・・)(*1)です。

(*1) すいません聞き取れませんでした。

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