宮崎正弘氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】NHK

【NHK総合 政見放送・経歴放送 7月20日(水)22時25分~22時51分】より
間違いがありましたら、ご指摘ください。

東京都知事選挙2016候補者一覧はこちら

東京都知事候補者
無所属 宮崎正弘 61歳
日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。フリーランスで映像制作に従事。博覧会映像など演出。現在出身大学教授。
では宮崎正弘さんの政見放送です。

皆さんこんにちは。
私は東京都都知事選挙に立候補させていただきました宮崎正弘と申します。私は日本大学芸術学部映画学科で現在教授をさせていただいています。私は大学に入る前、そして現在も映画監督、映像作家であり、映像の専門家であります。そしてさらに現役のアイスホッケープレイヤーでもあります。私が今回立候補いたしました理由は、前都知事の方、そしてその前の都知事の方の辞任なさった理由にあります。それはお金がらみの問題であるという共通したことです。政治家は国民を守り幸せにすることが使命であると思います。でもお金儲けのためにやっているのではないはずです。だとすると政治家ではなく政治屋です。私は政治屋ではなく政治家になりたくて立候補いたしました。

私の家は貧乏でした。
大学も父が脱サラをして酒屋を始めたため、午前中は学校、午後からは酒屋の小僧として夜の11時まで毎日働いていました。毎日ビールを何ケースも担いでいたおかげで、今でも右肩はお祭りの後に御神輿の重さで肩が膨れた状態と同じような肩になっています。でもやっとその酒屋の借金を返し終わり、自分の願った道に進むことができました。それは映像の業界に入り仕事をすることでした。助監督を8年やり、その後、映画監督、プランナー、脚本家としてイメージを作る仕事を25年やりました。それで大学に戻り、映像、つまりイメージの研究をするとともに、いろいろなものづくりのシステムの研究をしました。そして映像の講義や自主制作をしています。

私が東京都知事に立候補しましたのは、長年にわたって実践研究してまいりました、イメージ、映像の制作手法を取り入れた政策運営を行いたいと考えている次第です。それは、私は映画監督をしている時に並行して5本程度の作品を作っていました。なぜそのようなことができたかといいますと、イメージでものを理解し、イメージでいろいろな組み合わせ方や方法論を理解し、それぞれ事案に対しそれぞれのスペシャリストと組んで実行すれば、良い結果を生み出すことができるからです。

私はこの方法で東京都の抱える多くの問題を対処していきたいと考えています。そうしませんと今の若い方、20代前後の方たちに多くのしわ寄せがいってしまいます。今はオリンピックの話題で持ちきりですが、東京都は少子化、少子高齢化、それから資金の問題、安全の問題、福島電力発電所に関わる問題など、オリンピックが終わった後、一気に押し寄せてきます。その時では遅いんです。ですから私は若い方々にお願いしたいんです。人に任せてないで一緒に立ち上がってほしいとお願いしたい次第です。そして若い人たちが夢を実現できる東京にしたいんです。そのために「Begin your dream. あきらめは解決では無い」という言葉を私は念頭におきながら選挙活動を進めていきたいと考えています。

そして最後にお願いがあります。私の考え方に賛同できる方がおられましたら、3人の方にそのことをお伝えいただけないでしょうか。そしてその方たちにまた同じように賛同なさる方が出たら、同じように3人の方にお伝えいただきたいんです。私は今までの選挙活動で、ただ街宣車で声を張り上げるだけとか、そういうことではなく、皆さんの手で、皆さんの口コミで、そして広めていった草の根的な選挙ができたら一番いいと思っています。そうしませんと本当の意味での政策と言うのは実行できないと思っています。ですから皆さんと共にできる都政、そういうようなものを実行するのには、選挙の段階から皆さんのお力を借りて広めていきたいと思っております。

私は若く見られてしまうんですけども61歳です。還暦を過ぎて皆様のために何かできないかと考えております。そのために無謀ではあるというふうに言う人もいるんですが、立候補いたした次第です。頑張りたいと思います。それしかできません。アイスホッケーをやっている時もとにかく頑張っていれば結果がついてきました。そして今多くの方たちが応援してくれてます。皆さんぜひご一緒に立ち上がってください。お願いします。ありがとうございました。

東京都知事選挙2016候補者一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です