岸本雅吉氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】日本テレビ

東京都知事候補
無所属　岸本雅吉　63歳
歯科医師。歯学博士。日本鍼灸師会会員。鍼灸師。医療法人メディア、銀座コア歯科矯正クリニック理事長。
では、岸本雅吉さんの政見放送です。

こんにちは。私は、健康都市・東京を目指して立候補した岸本雅吉です。私、岸本雅吉は歯科医師として長年にわたって人々の健康に努めてまいりました。健康、健康が人生の全てではありませんが、全ては健康を失うと消えます。政治も経済も同じです。明るく健康的な生活と言う基礎がなくては成り立ちません。そこで私、岸本雅吉は「経済を健全に、都民に健康を」をテーマにあげました。健全な精神と健全な肉体の都民生活があってこそ、東京は経済が発展し、都民の生活の安定につながります。私、岸本雅吉は五つの公約をいたします。

一つ目は、医療を安定させ、人も経済も健康な都市を目指します。都民が明るく豊かで健康的な生活を営むためには医療の安定が不可欠です。その医療の安定は健全な経済を生みます。明るく健康的な生活と健全な経済は表裏一体です。心身ともに健康な都民の生活を確保するために、人も経済も健康な東京の実現を積極的に推進いたします。

二つ目は、介護者、介護施設に負担の少ない医療制度を実現いたします。東京都は超高齢化社会に突入しております。10年以内には4人に1人が介護を必要といたします。激務と低賃金による介護離職の問題と、家族の介護疲れの改善は急務です。私、岸本雅吉は、介護施設の待遇改善と介護者の負担の少ない医療制度を実現いたします。

三つ目は、少子化の問題を解決するために、不妊治療の補助と子供手当を新設いたします。少子化は将来の健全な経済を妨げる結果となります。子供は宝です。女性が社会に進出する現代、女性の活躍を応援し安心して出産できるためにも、不妊治療の補助を行い、また、安心して子供を持てる社会にするためにも、子供手当てを新設いたします。

四つ目は、小学校、中学校時代に農業の時間を導入いたします。健康的な生活はまず、自分で食べていける生活を確立することです。そのためには生活力をつける必要があり、小学校、中学校時代に数期に分けて農業の時間を導入いたします。農家の方と共同作業を行う体験は、命の尊厳を知るとともに食育にもつながります。また、子供の頃に農業に触れた体験は、将来において生活が困窮する場面に遭遇しても生活保護に依存せず、農業を自立の一つの選択肢とする可能性にもつながります。

五つ目は、オリンピック後の施設を健康都市東京として活用いたします。東京オリンピックはやるからには成功させます。しかし単なる世界的イベントとして成功させるだけでなく、世界に人も経済も健康な東京を発信する機会といたします。また、貴重な税金を投入した施設をオリンピック後に都民が健康を築く場として活用いたします。以上が私、岸本正義の五つの公約です。

健康、健康が人生の全てではありませんが、全ては健康を失うと消えます。私、岸本雅吉は、健康都市・東京を目指して立候補いたしました。あなたのご支援を心よりお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。