【日本テレビ 政見放送・経歴放送 7月23日(土)4時22分~5時30分】より
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無所属 せきくち安弘 64歳
江戸川区立葛西中学校卒業。自衛官5年経験。小売業、ビルメンテナンス業等従事。地球平和党代表。憲法勉強会を開催。
では、せきくち安弘さんの政見放送です。
東京都民の皆さま、私が今回東京都知事に立候補した理由は三つあります。それらを順に述べさしていただきます。
第一は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、参院選の結果を受けた来るべき憲法改定により、戦後とは一線を画した新しい日本の下で、その象徴として首都東京を最善の都市につくりあげることです。世界に向かって新しい日本の首都東京を具体的に発信し、顔の見える日本としてアピールすることです。一言で表現すると、理想的憲法がなされた上で、横田基地の返還協定を2020年までに結び、その跡地及び西東京を世界平和のための中心基地とすることです。つまり世界最高会議体議場群構想を形成することです。
第二番目は、新しい東京と共に都市計画のこれまでの大きな流れを変えることです。それはマネーが中心、経済が中心、バランスシートが中心で、確かにグローバル化の恩恵もさることながら、経済至上主義、開発至上主義の東京から、やはり本当のところでは人が一番大切、人と人のつながり、そして日本や日本人に本来備わっている資質や文化が何よりも重んじられる、そういう社会を積極的に作っていくことです。その典型として、結果的には、交通事故や自殺、また犯罪行為による社会的自殺を無くして、命を豊かに育むことができる社会を取り戻します。
第三は、直接民主主義の最たる自治体首長選挙、今回は都知事が惜しくもあのような形で辞職をしましたが。その地方自治において、政策本位に重きを置き、形骸化を避け、本来的な地方自治民主主義を成熟させることです。そしてその成果を全国の地方自治の模範として確立し波及させることです。
以上三つを述べましたが、この他にも築地市場の残った課題、あるいは水害、大地震の際の東京版緊急災害対策法、あるいは71年前の3月10日東京大空襲によるあの犠牲者に対する慰霊、そういった平和を祈念する施設、あるいはそれに対する政府の遺憾の声明と、保守、革新のしがらみを排して、この構想を一歩前進させていきます。
また都民の声を直接聞くという試みも実施してまいります。これらの他、オリンピック・パラリンピックの成功はもちろん、子育てや高齢者対策は、その本質を考え対策を打っていきます。
これら三つの政策について、もう少し深く掘り下げてみましょう。なにゆえ横田基地の返還の跡地に世界平和の中心的役割を持った世界最高会議体議場群を構築するかと言いますと、現在、世界の核超大国、五か国以外にも、それに倍するほどの核保有国が出現してまいりました。世界中で核兵器の真の恐ろしさとその破壊力を知る国民は、我々日本人と、その被害をつぶさに研究し尽くした米国の二か国のみです。ですから日米を除いたほとんどの核保有国自身が、その真の恐ろしさ破壊性をなかば自覚できていないというのが真実だと私は想像します。ですから日本が今こそ、世界人類から核兵器と戦争のない社会をつくるために、最大限の貢献と役割を負わなければならないのです。このことは日本ならではの使命であり責任であると考えます。都市の、都市計画の大きな変更に関する問題ですが、東京中心に対する開発主義、これを改めて東京周辺に固定資産を投資を分散して、バランスのとれた都市計画を再考します。そして土のある生活、土の匂いのする子育てが出来る環境、そういったものを取り戻します。そして地方自治は全ての政治の基本です。これを絶対に改革を断行いたします。是非ご支援をよろしくお願いいたします。