高橋しょうご氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】日本テレビ

【日本テレビ 政見放送・経歴放送 7月22日(金)4時00分~5時02分】より
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東京都知事候補
無所属 高橋しょうご 32歳
介護、障碍者福祉施設、派遣社員などを経験。助けるべき方々を見つめながら10年社会問題と政策を研究。
では、高橋しょうごさんの政見放送です。

ご覧の皆さん、こんにちは。無所属、高橋しょうごです。何度も繰り返される政治家の不正は、より私たちの政治参加を困難なものへと変えていきました。集票のために公約を使い、選挙のために社会問題を都合よく取り上げられ、本当に問題へ取り組む私たちの立場はおざなりにされてきました。もし政党政治家が公約を守る存在であったなら、今頃都内待期児童7,000人どころか、その何十倍もの子供たちが私たちの回りに生まれていたはずなのです。それでもなお、私たちは政治家に対して、せめて待機児童だけでも解決してくれと訴え続けている現状は異常ではありませんか。本当は、私たちの中で最も少数派なのは、政争に明け暮れる政治家であると世論で明確にすべきです。国内外の多くの思惑が絡む国政は、いろいろな要素が含まれていて仕方ないのかもしれませんが、だからこそ、私たちの生活に直結する都政は、私たちの手に取り戻さなければならないのです。私はもう絶対に、政争に明け暮れる政治家が都政を握り、氷河期世代以降の多くの助けるべき方々、生き方を暗に強要される女性の方々、そして社会保障の財源のように扱われ、今や子供を設けることも困難な若者に、耐えろとは言えません。かわいそうじゃないですか。何故、これ以上問題から目を反らすのですか。子供たち、若者たちに対して後押しをし、子供を育める環境を後押ししてこそ、現状の社会の根本からの改善です。少子化は年配の世代が不安からお金を貯めこみ、若者より年配を優先する政策が好まれる。悪循環しかありません。今こそ政見争いから私たちのための行政を切り離し、私たちの論理性に根付いた問題の解決を行うべき時です。

私は三つの軸となる公約を提示します。一つは、今の政権争いから私たちの政治行政を取り戻す。二つ目は、少子化問題を必ず解決させます。方法としては、高校大学の子供たちを小学生以下の子供たちと接する機会をつくりあげます。経済格差による学習の格差や、近い年齢間のいじめを防ぐ効果があり、上の年代には、子をもうける未来への体験的な参考にもつながります。子供を見守る目の(おりなし?)は、親にとっては社会が子を見守るのだという安心につながります。それは子を持とうとする際の不安を解消していく力ともなります。学費是正など数多くの具体策が合わせて行われます。待機児童問題は即刻解決させますよ。三つ目は、これまで放置されてきた社会問題に向きあいます。氷河期世代、非正規雇用への税制的サポート。都が主導する給付型奨学金。障碍者雇用のA型B型等の枠組みの見直しなど、様々なものに向き合います。

続いて基軸三本を支える三つの項目として、一つは災害対策。東京各地区の被災特徴に沿った自衛隊と協調した救助方針計画、必要重機等の洗い出し、私自身の訓練、各自治体との連携の訓練と見直しなどをはかります。二つ目は、表現、言論の自由を徹底して守る東京都であること。戦中の言論統制につながった表現規制の事例もあります。文化は世界と日本との絆であり、民主主義社会の大前提である基礎的な皆さんの権利を行政として徹底して守ります。三つ目に、オリンピック・パラリンピック準備運営の健全化。オリンピックは都市開催である私たちのものです。一部の人たちによる事後報告ばかりの状態から、資金の流れを精査の上、私たちの意見を即時確認し、反映させる体制を立ち上げます。またビッグサイト使用不可問題を必ず是正させます。

私たち自身が社会を守っていくという意思を示すために今回は投票率65%以上を目指してみましょう。そして若い方々は必ず投票してください。政党政治は投票しない層を無視する傾向があります。少しでも世を変える力を見せれば、必ず配慮が生まれますよ。私たちのため、日本中の皆さんとの繋がりの中にある東京の全ての営みを、私は大切にし肯定します。そして私たちこそが、社会の論理性と理性を保つものであると忘れないでいきましょう。
都政に、心を。
高橋しょうごでした。
またどこかでお会いしましょう。

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