宮崎正弘氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】日本テレビ

【日本テレビ 政見放送・経歴放送 7月22日(金)4時00分~5時02分】より
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東京都知事候補
無所属 宮崎正弘 61歳
日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。フリーランスで映像制作に従事。博覧会映像など演出。現在出身大学教授。
では、宮崎正弘さんの政見放送です。

皆さんこんにちは。
私は東京都都知事選挙に立候補いたしました宮崎正弘です。私は日本大学芸術学部映画学科で大学教授をしております。私は大学に入る前、そして現在も映画監督、映像作家であります。つまり映像の専門家であります。そしてさらに現役のアイスホッケープレイヤーでもあります。私が今回立候補いたしました理由は、前都知事の方、そしてその前の都知事の方の辞任なさった理由にあります。それはお金がらみの問題であるという共通したことがあるからです。政治家は国民を守り幸せにすることが使命であると思います。でもお金儲けのためにやっているのではないはずです。お金儲けや贅沢をするためにやっているのだとすると政治家ではなく政治屋です。私は政治屋ではなく政治家になりたくて立候補しました。

私の家は貧乏でした。今も団地に住んでいます。ずーっと団地住まいで鍵っ子でした。大学も父が脱サラをして酒屋を始めたため、午前中は学校、午後からは酒屋の小僧として夜の11時まで毎日働いていました。毎日ビールを何ケースも担いでいたので、今も右肩はお祭りの後の御神輿を担いだ後のようにポッコリと膨らんでいます。私は大学を卒業して酒屋の借金を返し終わった後、やっと自分の道として映像の業界に入りました。助監督を8年やり、その後、映画監督やプランナー、脚本家などイメージを作る仕事を25年やりました。そして大学に戻りました。大学で映像、つまりイメージの研究をするとともに、いろいろなものづくりのシステムの研究をしています。そして映像の講義、自主制作などをしています。

私が東京都都知事に立候補しましたのは、長年にわたって実践研究してまいりました、イメージ、映像の創造手法を取り入れた政策運営を行いたいと考えている次第なんです。それは、私は映画監督をしている時に並行して5本ぐらいの仕事を、作品を作っていました。なぜそのようなことができたかといいますと、イメージでものをことを理解し、イメージでいろいろな組み合わせや方法論を理解する。それぞれ問題に対して、それぞれのスペシャリスト達と組んで実行すれば、その良い結果が生み出せるのです。

私はこの方法で東京都の抱える多くの問題に対処していきたいと考えています。そうしませんと今の若い方、20代前後の若い方たちに多くのしわ寄せがいってしまいます。今はオリンピックの話題で持ちきりですが、東京都は少子高齢化都市になっています。そして財政問題、防災やインフラ、原子力発電所の関わる問題など、オリンピックが終わった後、一気に押し寄せてまいります。ですから私は若い方々にお願いしたいんです。人に任せないで一緒に立ち上がってほしいと。そして若い人たちが夢を実現できる東京にしたいのです。そのために「Begin your dream. あきらめは解決では無い」この言葉をキャッチフレーズに活動していきます。

最後のお願いです。
私の考えに賛同できたら、3人の方に伝えてください。そしてその方も同じように賛同できたら、その方も次の3人の方に同じように伝えていただきたいんです。当選してから皆さんと一緒に東京を良くしていくのではなく、選挙の時から皆さんと活動していきたいんです。三つの輪運動と名付けました。これをよろしくお願いしたいと思っています。

私は一人で活動します。誰にも助けを頼むつもりがなかったんですが、いつのまにか仲間たちが寄ってきてくれました。アイスホッケーをやっていた仲間たちがボランティアとしていろんな活動を手伝ってくれるという事で私はこんなに嬉しいことはないと思います。そういうような和ができたら、どんどん活動が出来るなと思ってますので、私が街頭演説に行っている時、もし見かけたらどうぞ声をかけてください。
その場で出来るだけお話をしたいと思います。皆さんの未来は、皆さんにかかっていると思います。ですから私は61歳になります。還暦を過ぎて何か世にいいことをできるようにやりたいと思って立候補した次第ですから、今後も頑張りますので、宮崎正弘、よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

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