今尾貞夫氏政見放送文字起こし【2016東京都知事選】NHK

【NHK総合 政見放送・経歴放送 7月19日(火)22時25分~22時51分】より
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東京都知事候補者
無所属 今尾貞夫 76歳
幡代小、筑駒中、新宿高、東大医学部卒。全国運動でインターン制度を廃止に。医師として都立墨東病院等に勤務。
では今尾貞夫さんの政見放送です。

こんにちは。この度の都知事選挙に立候補した無所属の今尾貞夫です。昭和41年に東大医学部を卒業しました。当時の全国の医学生と41年新卒業生は力を集めてインターン制度を廃止しました。これ以後大衆が法律を変えさせた記憶がありません。いつの間にか政治屋におまかせの下々根性になり、法律条例はお上にまかせ不満をブチブチつぶやくだけになってしまいました。学校でも職場でも意見は言えず、上から下への命令系統に従う体質になりました。直接選挙で選べる都知事は、国とは別の地方行政に強い権限を持ってます。今、東京都の行政マンは優秀です。しかし、行政マンは条例、知事命令に逆らっては仕事はしません。知事交代。チャンス到来です。政治屋でなく都民と同じ悩みを解決しようという都知事を選び、都知事をして希望実現、不安解消を行政マンと考えさせ、都民が決定する。選挙権の行使、今が絶好の機会です。

私の悩み、そして提案。とりあえず2つ。

一つ、子育てと教育。
次世代の育成は都民全体で行う。子供は私有物では無い。教育は皆が負担する。教育費を心配して子供の数を減らすことはしなくていいのです。望む数の複数の子供と楽しく暮らせます。一人っ子皇帝は少なくなります。まず初めに乳幼児について。保育園、幼稚園の区別なく、望めば誕生直後から幼児を含め全員受け入れ、育児の負担を減らします。夫婦が、特に現在負担を負っている女性が育児以外でも才能を発揮できるようにしましょう。望まない寿退社、子育て退社を無くします。学童について。まず、人の能力がいろいろあるのを理解するべきです。子供が知識詰め込みのみの評価をする傾向のある成績表を改め、適性、趣味を見つけ、友達をたくさん作る楽しい学校にする。その結果、誰もが適職に就き、良き伴侶、子供たちに恵まれる楽しい生活を実現できます。学校での訓練で欠かせないのは民主的社会参加の訓練です。政治屋にまかせない自分たちの東京都にするために是非必要なことです。今、教員志望者が減少しています。管理が厳しく報告書の山をこなし、多数の児童を抱え超多忙で、家への持ち帰りも当たり前です。教員が誇りを持って児童と学べるような今の劣悪な環境を改善します。都立大学の無料化。さらに全寮制にして食住を保証。能力と意欲があれば、家が貧しくとも、外国からも他府県からも受け入れ世界有数の大学にします。

二つ、老後と介護。
皆のために働いて高齢になり、また疾病のため働き終えた人の生活を都民全体で支える。個人の負担にしない。食堂、大浴場を整備した高齢者の家に、望む人を誰でも入れる。お金の心配なく老後をむかえられます。本当にセーフティネットの必要な生活保護者は利用できます。

皆さんイメージしてください。
一つ目の子育てと教育不安。二つ目の老後と介護不安。二つの不安がない状態をイメージしてください。二つの不安の解消は、行政マンと知事を仲介に手を結べば東京都では実現可能です。不安解消を実現するためにみんなで選挙権を行使しましょう。皆さんボランティアで立ち上がる時が来ています。準備をしてください。終わります。
早かった。

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